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月別アーカイブ 8月 2017

著者:admin

VivoLVA®技術情報

任意臓器の3D抽出や体積の計測

新しいオプション画像解析ソフト「Expert INTAGE(サイバネットシステム社製)」の新機能(Drawing Extractor)を使って、 撮像したMRI画像から非常に簡便に、任意臓器の3D抽出や体積の計測を行うことが可能になりました。

弊社ではこれまでMR撮像画像の3D化や解析にサイバネットシステム社の「INTAGE Realia Professional」 をご紹介しておりました。
この度「INTAGE Realia Professional」の進化版である「Expert INTAGE」のDrawing Extractorという 3D抽出機能を用いて任意の部分を切り出して立体表示(3D化)したり、体積の計測を行ったりする方法を ご紹介します。
これまでは、MRI画像から任意の部分を切り出すことは、明確に画像コントラストが出ている部分を除けば、 先生方の手作業で境界を囲んでやらないと切り分けることができず非常に手間のかかる作業でした。今回MR VivoLVA® のオプションとして用意されている「Expert INTAGE」のDrawing Extractorという機能を使うことで臓器の 抽出が格段に簡便になりました。

MR VivoLVA®で撮像したMR画像データを使用して解析が可能です。

手順は非常にシンプルであり、

  • ①緑ボタン(前景)を押して、抽出したい領域のおおまかな部分にしるしを付けて、
  • ②赤ボタン(背景)を押して抽出したい領域の外側のおおよその部分を囲みます。

①、②の操作を撮像したスライス断面のうちの数枚について行うだけで任意の臓器を簡単に抽出できます。
(解析画像中の黄色で囲まれた部分が抽出される部分です)

今回は、マウスの腹部MRI画像より心臓およびラット頭部MRI画像より脳を抽出する手順をお示しします。

①マウス(固定サンプル)より心臓抽出例

撮像方法:3Dスピンエコー法(3D-SE)
撮像パラメータ:TR/TE:250/12 ms 256×512×128枚スライス [0.117mm×0.117mm×0.234mm]積算2回
撮像時間:278分
Expert INTAGE(サイバネットシステム)のDrawing Extractor機能を用いて心臓を抽出

動画はこちらをご覧ください(クリックすると動画が別ウィンドウで表示されます。動画はMP4形式です)。

 

②ラット(生体)より脳抽出例

撮像方法:3D高速スピンエコー法(3D-FSE)
撮像パラメータ:
T2W:TR/E.TE:2000/72 ms E.factor 32 128×256×128枚スライス [0.234mm×0.234mm×0.234mm]積算4回
撮像時間:73.4分

Expert INTAGE(サイバネットシステム)のDrawing Extractor機能を用いて脳を抽出

動画はこちらをご覧ください(クリックすると動画が別ウィンドウで表示されます。動画はMP4形式です)。

関連製品:○「Expert INTAGE (小動物用MRI)」
「Expert INTAGE (小動物用MRI) Drawing Extractor付」についての詳細は下記までお問い合わせください。

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VivoLVA最新情報No.2

蛍光イメージング装置とMR VivoLVAを用いた幹細胞の移植時3次元位置情報確認例のご紹介

近年in vivoイメージング装置は、機能イメージング装置と形態イメージング装置という別々の特徴を持った装置の画像を融合し、両方の特長を生かしてこれまで以上の詳細な生体情報を得るというマルチモダールイメージングという流れが出てきています。

今回、DSファーマバイオメディカルでは、弊社取り扱いの1.5T永久磁石の小動物用MRIシステムである「MR VivoLVAⓇ」と、もっとも幅広く使用されている光イメージング装置の画像データを組み合わせて、マウス頭部に移植した幹細胞の位置を3次元的に確認するこが可能であることを示しました。詳細はリーフレットを作成いたしましたのでご覧ください。

MRIは蛍光イメージング装置で感度良く検出された移植細胞の2次元情報にさらに正確な3次元の深部情報を提供します。蛍光イメージング装置を既に導入されているご施設の先生方も是非MRIと組み合わせた実験をご検討ください。

 

関連製品:「MR tracker CL」
(DSファーマバイオメディカル株式会社より販売。お問い合わせください。)

「MR VivoLVAⓇ」装置開発の現状「同期撮像」ご紹介(Ⅱ)

前回の情報メールではラットの心拍同期撮像についてご紹介いたしましたが、今回はマウスの心拍同期と呼吸同期の撮像結果についてご紹介します。同期撮像に使用する生体モニター*1は、心電図、呼吸および体温の3項目についてリアルタイムモニターが可能で、そのうちの心電図と呼吸の各項目については一定の電圧信号からトリガ信号を出力することが可能となっており、この信号をMRI側のソフトウエアが検知して同期撮像が可能となっております。本製品は現在開発中ですが、来年4月以降より販売を開始する予定です。

関連製品:
「Gadolisome」
(DSファーマバイオメディカル株式会社より販売。お問い合わせください。)

「INTAGE Realia Pro#(小動物用MRI)」
# 2014年11月よりExpert INTAGE(サイバネットシステムズ社)に製品が変わります。

「小動物MRI生体モニターシステム」*1

マウス呼吸同期撮像画像例

(Transvers断面)

画像左:呼吸同期無 画像右:呼吸同期有

(各断面画像の左右は同一スライス断面で比較)

(Coronal断面)

画像左:呼吸同期無 画像右:呼吸同期有

撮像方法:2Dスピンエコー法(2D-SE) TR/TE:500/9 ms 積算1回 撮像時間:約1min.(非同期撮像時)
解像度:0.234mm/pixel スライス厚:1mm

マウス心拍同期+(血管造影剤試薬)撮像画像例

ウス心拍同期撮像時には、血管造影試薬「Gadolisome(ガドリゾーム)」を使用して
心臓付近の血管の描出についての比較も同時に行いました。

(Coronal断面)

画像(心拍同期有+血管造影試薬):連続断面(水平方向)

(Sagittal断面)

画像(心拍同期有+血管造影試薬):連続断面(矢印方向)

撮像方法:2Dグラジエントエコー法(2D-GE) TR/TE:100/6 ms 積算4回
解像度:0.234mm/pixel スライス厚:1mm (3D再構成後のマウス心臓冠動脈造影MR画像)

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VivoLVA最新情報No.1

「再生医療研究に使用できるツール」細胞ラベル化試薬「MR Tracker CL」ご紹介

昨年10月より、実験小動物用MRI「MR VivoLVAⓇ 1508 (1.5T 80mm)モデル」を使った、再生医療研究支援ツールとして、幹細胞用ラベル造影剤「MR tracker CL」を発売いたしました。

この試薬は、細胞培養培地中に1%(v/v)になるように添加し、24時間で細胞内に鉄粒子を導入します。細胞内に導入された鉄粒子の陰性造影効果で、約1×105個/30μL程度のラット間葉系幹細胞があれば、本MRI装置で観察できることが示されました。また本試薬は細胞の増殖能および分化能に影響を及ぼしませんでした。

  • カタログ番号:KH16004110
  • 品名:MR Tracker CL
  • 容量:0.5mL×2本
  • 価格:98,000円(税別)

「MR VivoLVAⓇ」装置開発の現状「心拍同期」ご紹介

「MR VivoLVAⓇ (ヴィボルバ)」は、従来のMRmini SAの磁気回路と送受信コイルシステムを踏襲し、更に撮像機能やシークエンスを強化した実験小動物用MRIシステムです。

今回、MR VivoLVAⓇ1508を使用し、ラットの心拍同期画像を撮像することが出来ましたので以下にご紹介いたします。
本機種に搭載されている「外部トリガーライン入力機能」を使い、同期撮像を行うことで、肺や心臓といった動きの多い臓器の撮像においても良好な画像を得ることができるようになりました。

ラット心臓シネ画像例

撮像方法: 2Dスピンエコー法(2D-SE)
  TR/TE:500/9 ms Time:1min.

撮像方法: 2D高速勾配エコー法(2D-GE)
  TR/TE:75/6 ms Time:2.6min.

*心拍同期撮像に際しては、MR VivoLVAシステム本体以外に別途心拍信号収集用システムが必要となります。
*このシステムの一部には、前橋市公募型共同研究事業(前橋工科大学(研究代表:小田垣 雅人)・NEOMAXエンジニアリング(株))で開発された技術を
用いています。
*MRmini SAからMR VivoLVAシステムへのアップグレードも可能です。お気軽にお問い合わせください。

著者:admin

サイトアップデートを行いました

製品情報を整理し、新規販売開始になった小動物用MRI「MR VivoLVA」を追加しました。