特長

  • 液体及び固体の磁気緩和時間T1,T2 を正確・迅速に測定できるパルスNMR です。
  • デジタルRF によりオフセットがのらないので,ベースラインが気になりません。
  • 大出力の半導体型高周波パワーアンプにより,固体などスピンースピン緩和時間T2 の短いサンプルも測定できます。また液体サンプル用として,カーパーセル法によるT2 の測定も簡単に行えます。
  • プロトンを含む試料であれば,液体・固体にかかわらず組成や粘性などを簡便に測定することができます。
  • 温度可変装置により-100℃~200℃での温度を変化させながらの測定が可能です。
  • 検出器の冷却はエアーコンプレッサーによる強制空冷方式なので,水道などの特別の冷却設備は不要です。
  • 小型で高精能の永久磁石型磁気回路により冷却水や大電力が必要なく,保守性と経済性に優れています。
  • 通常の実験室などに設置可能で,特殊な環境を必要としません。
  • 測定・温度可変・解析が手元のPC でクリック操作だけで行えます。